鼻尖部耳介軟骨移植とは、鼻先の高さを出したり、向きを調整したりするために行われる施術法です。脂肪の切除や左右の鼻翼軟骨の引き寄せだけでは、患者の要望通りの鼻を形成できない場合に用いられます。
まず、患者の耳の裏側付け根付近を数センチほど切開して、耳介軟骨を切り取ります。その後、切り取った耳介軟骨をオープン法またはクローズ法によって鼻先に移植します。耳介軟骨は適度な厚みがあり、わずかにカーブしているため、鼻先の移植に適切な軟骨とされています。
鼻尖部耳介軟骨移植は、鼻先の高さや向きを変えることのできる施術法です。施術によって鼻先の高さがでることにより、鼻の形がすっきりとした印象を与えることができます。また、横顔のEライン(鼻先と下顎先を結んだ線)を調整することもできるため、美しい横顔を手に入れることが可能です。
鼻の高さを出す施術にヒアルロン酸を注入する方法がありますが、半永久的に効果が持続するものではないため、定期的に通院が必要となります。鼻尖部耳介軟骨移植は自分の軟骨を鼻先に挿入するため、ヒアルロン酸注入とは違って効果が半永久的に続くのが大きな特長です。
鼻尖部耳介軟骨移植は、自分の体内組織の一部である耳介軟骨を使用します。そのため、プロテーゼ(人工軟骨)やヒアルロン酸といった異物を挿入によるアレルギー反応が少ないといったメリットもあります。
鼻尖部耳介軟骨移植は、鼻先の施術だけでなく耳の付け根を切開して軟骨を取り出す施術も同時に行います。他の施術法と比べると切開範囲が広くなり、その分腫れや内出血が収まるまでの時間(ダウンタイム)も長くなる傾向があります。耳の裏側から採取した箇所の軟骨は完全に再生することがありませんが、聴力や耳の形が変形するといった影響はありません。
耳の後ろ側の付け根付近を切開して軟骨を取り出す必要があるため、どうしても切開した箇所に傷跡が残ってしまいます。ただし、耳の後ろの付け根といった一番目立たない箇所であるため、外見上パッと見ただけでは分かりづらくはあります。また、クローズ法ではなくオープン法で施術をした場合は、鼻柱にも小さな傷跡が残ってしまいますが、こちらも時間とともに赤みが引いてくれば、目立たなくはなります。
鼻尖形成・鼻尖縮小手術の
デメリット・リスクについて
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鼻尖部仲介軟骨移植による鼻尖形成の治療費の相場は、30万円~60万円位となっています。縮小手術も同時に行う場合は、クリニックによっては別途料金がかかる場合があります。
鼻先と耳裏を切開するため、腫れや内出血がおこることがあります。また、短い鼻の場合、伸ばせる皮膚が少ないため、鼻先に外部から強い力が加わると挿入した軟骨がずれてしまう恐れがあります。そのため、軟骨が癒着するまで鼻先に負担をかけないようにする必要があります。
【選定条件】
2022年4月10日に、Googleにて「鼻尖形成 東京」「鼻尖形成 新宿」「鼻尖形成 銀座」「鼻整形 東京」と検索した際に公式サイトが表示された全52院の中から、「所属医師の全員が形成外科専門医である」「医師が3人以上所属している」の条件を満たす美容クリニックを選出。
・口コミ評判の良さで選ぶなら「銀座マイアミ美容外科」
⇒2022年4月10日時点で、GoogleMapの口コミ評判が最も高い「★4.2(77)」。
・韓流女優のような鼻を目指すなら「ザ・プラス美容外科」
⇒2022年4月10日時点で唯一、韓国美容形成外科学会の専門医が所属している。
・できるだけ治療費を抑えたいなら「恵比寿ウエストヒルズクリニック」
⇒2022年4月10日時点で、鼻尖形成手術の費用が最も安い「275,000円(税込)」。
【注意事項】
掲載している鼻尖形成の手術は自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。
個人の鼻や骨格の状態や選択した治療方法により、副作用・リスク、費用、治療期間や回数、ダウンタイムが異なります。
詳細につきましては各クリニックへ直接お問い合わせいただくようお願いいたします。不安な点については医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
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