鼻先を細くする、鼻の形を整えるなどのために行われる「鼻尖形成」。鼻にコンプレックスを抱えている方の中には鼻尖形成に興味があり、やってみたいと思っている方も少なくありません。しかし手術となれば痛みへの不安もあるはずです。このページでは、鼻尖形成の痛みについて詳しく解説するので参考にしてください。

麻酔が効いているため手術中の痛みはない

結論から言えば、基本的に手術中は麻酔が効いているので痛みを感じることはありません。そのため手術中の痛みに関して、不安に思うことはないでしょう。

手術前・麻酔を注射する際の痛みはある

麻酔を注入する際に痛みを感じることはあるでしょう。ただ事前に痛みに弱いという旨を伝えておけば、痛みに対し配慮してくれるクリニックがほとんどです。痛みが感じにくいよう時間をかけて麻酔を注入する、極細の針を使用するなど様々な痛みへの工夫を施してくれるでしょう。また中には局所麻酔ではなく、全身麻酔を用いているクリニックもあるようです。事前に医師と相談し、どのような方法があるのか確認しておくと安心でしょう。

術後の痛みについて

麻酔の効果で痛みを感じていないだけなので、麻酔が切れたころから鈍痛やジンジンとする痛みが現れるでしょう。基本的には時間とともに痛みは収まってきます。おおよそ抜糸する前の術後5日～7日間程度痛みが持続するケースが多く、その間痛み止めを処方してくれるクリニックもあります。痛み止めを服用することで日常生活には支障をきたさずに生活できるでしょう。もし術後の痛みに不安があるなら、医師に伝えておくことが大切です。

抜糸は必要？痛みはある？

鼻の穴の内部の縫合は体内に吸収される糸で縫合しているので、抜糸は必要ありません。また吸収糸の痛みはないでしょう。ただ鼻柱を手術によって切開したケースだと、医療用の溶けない糸で縫合するのが一般的です。そのため術後5日～7日後に抜糸を行いますが、その際に感じる痛みは髪の毛を引っ張る程度でしょう。針で刺されるような痛みは感じませんが、ただ痂皮が癒着している状況だと剥がすために痛みを伴うことも。

術後の痛みを抑えるための工夫

鼻尖形成の手術後の痛みを少しでも抑えたいのであれば、医師の指示に従うようにしましょう。ほとんどのクリニックでは手術前に術後の生活の注意点などの指導を行っています。もちろん鼻尖形成手術の場合は日常生活への制限はほとんどありませんが、激しい運動や長時間の入浴などは血行をアップさせるため痛みを強くする要因になるため控えてください。また痛みを抑えるために保冷剤・氷などで冷やすのも有効な方法です。ただ冷やし過ぎたり、強く圧迫しすぎるのはNG行為になるため、優しく断続的に用いるようにしましょう。

さらに痛みが徐々に激しくなる、数日経っても収まらないなどのケースは感染の可能性もあります。感染リスクを抑えるためにも実績のあるクリニックを選ぶことが重要です。リーズナブルさだけに惹かれてクリニックを選べば、取り返しのつかない状況に陥りかねないので注意してください。

まとめ

顔の印象を左右する鼻の形を整えるために鼻尖形成を検討している方も多いはずです。鼻尖形成の痛みは局所麻酔時などの針を刺すときがピークで、術後の鈍痛は痛み止めでコントロールできるでしょう。ただ感染によって思わぬ痛みが起こることもあるので、クリニックは慎重に選ぶことが大切です。費用面だけでなく、実績や医師の資格など総合的に比較・検討して選ぶようにしてください。