鼻の形は人によってさまざまですが、形状にコンプレックスを抱えている方も多いでしょう。コンプレックスを抱いたままであれば、どうしてもネガティブになってしまうことも。このページでは団子鼻とは何か、原因や解消方法などを解説します。
そもそも団子鼻とは、どんな形状の鼻でしょうか?
基本的に鼻の高さが低く、鼻先が丸みのある形状の鼻のことを指します。鼻先が横方向に少し広がっている形状もあれば、全体的に大きく広がっている形状も。横から見たときに全体がのっぺりとした印象になり、日本人などの東洋人に多い形状です。西洋人には少なく、どちらかというとシャープな鼻先の方が多いと言われています。そんな西洋人の顔立ちに憧れる方であれば鼻先をシャープにすることによって、理想的な顔に仕上がりやすいでしょう。
団子鼻のようにコンプレックスを抱きやすい鼻の形状が、鷲鼻でしょう。この鷲鼻とは鼻背部が前の方向に膨らみ、鼻先がやや垂れている形状の鼻です。全体的に横から見ると、鷲のくちばしのような形状となっているので「鷲鼻」と呼ばれています。アップノーズなどの鼻は比較的人気の形状ですが、鷲鼻だと鼻先が垂れ、丸みがあるため女性であれば男性っぽい印象に見えてしまうでしょう。
鼻先が上向きになり、正面から見ると鼻の穴が見える鼻の形状が豚鼻です。正面から見たときに鼻の穴が少しだけ見える状態が、バランスが良く美しい状態と考えられています。そのため豚鼻のように鼻の穴が大きく目立ってしまえば、どうしてもコンプレックスになってしまいやすいでしょう。また中には豚鼻・団子鼻の双方を組み合わさった状態の方もいます。
団子鼻の原因とされているのが、遺伝です。遺伝と言っても2つの要素があるとされています。
まず1つ目は尾翼軟骨の形状で、正面だと蝶のような形状をしており、下からだと鼻の穴に合わせてM字の形状をしている軟骨のことです。団子鼻の場合は骨が押しつぶされたようなカタチで、横に広がる、もしくは中央部分が左右に離れた状態になっています。2つ目は尾翼軟骨の上にある皮膚や皮下脂肪の厚みです。どうしても軟骨が横に広がってしまえば、軟骨を覆っている皮膚や皮下脂肪は厚くなりがちに。その結果、正面から見れば丸みのある形状に見えてしまうでしょう。
遺伝や生まれつきだけでなく、鼻をこする・触る癖のあると団子鼻を悪化させてしまうことも。それは本来、人間は摩擦が加われば、その箇所を守るために皮膚が厚くなると言われています。そのため鼻をこすり触る癖があれば、それが刺激になり徐々に鼻の皮膚が厚くなり、大きくなったように見えてしまうでしょう。もちろん急激に変わるわけではなく、徐々に変化していき、いつの間にか鼻が丸くなったと感じることも。
口呼吸が癖になっているのも団子鼻の原因のひとつ。それは口呼吸だと鼻周囲の筋力が弱くなってしまい、徐々に鼻に丸みを持つ形状になってしまうのです。この状態のことを「アデノイド顔貌」とも言われており、鼻が丸くなるだけでなく、顔全体がゆがんでしまうリスクも高まるでしょう。そのため日中は鼻呼吸を意識し、夜間は口呼吸の矯正グッズを活用する、睡眠外来を受診するようにしてください。できる限り口呼吸を直し、鼻呼吸ができるよう改善しましょう。
うつぶせ寝も団子鼻になってしまう原因になるでしょう。実は鼻先は骨で支えられているのではなく、軟骨しかありません。そのため、うつ伏せ寝だと軟骨が毎日のように圧迫されている状況になっているのです。そうなれば軟骨の形状が崩れてしまい、団子鼻になってしまう可能性が高まります。とくに幼児など成長が止まる前のうつぶせ寝は注意が必要です。
アルコールや塩分の摂りすぎは団子鼻になるわけではありません。しかしアルコールや塩分の過剰摂取によって体全体がむくみやすくなるため、鼻もむくみ、団子鼻のように見えてしまいます。また鼻は皮下脂肪があるため水分を溜め込んでしまい、しっかりとむくみを解消しなければ団子鼻状態が戻りにくいでしょう。長期的にむくみが続いてしまえば、団子鼻状態が戻りにくいので注意してください。
団子鼻を一刻も早く解消したいと思う方もいるでしょう。もっとも手軽に解消する方法はメイクです。もちろん団子鼻を解消するわけでなく、メイクの力で団子鼻の形を誤魔化すことができます。
たとえば鼻の下部分から鼻先の両端にシェーディングを加え、鼻筋にハイライトを入れることによって目の錯覚で鼻先がツンとした印象に仕上がるでしょう。ただシェーディングやハイライトを入れすぎれば違和感のある仕上がりになってしまうので、何度か練習を重ねナチュラルになるようメイクすることが大切です。
むくみが原因の団子鼻であれば、マッサージが効果的でしょう。
上記のような方法でマッサージを行いましょう。ただ力を入れすぎたり、やりすぎれば刺激が強いことで皮膚や皮下脂肪が厚くなってしまうので要注意です。気づいたときに、軽い力加減で行うよう意識してください。
鼻の形状を矯正するためのノーズクリップなどの商品も数多く販売されています。ただ効果が出るかどうかは個人差があり、必ずしも団子鼻が解消できるわけではありません。そのため試しに使ってみる程度と考え、ノーズクリップだけに頼りすぎるのは止めておきましょう。ノーズクリップの場合、クリップの形で鼻を挟んで使用するものです。商品の中には夜寝ているときに使用できるものもあり、使い勝手のいいものを選ぶと良いでしょう。
マッサージやノーズクリップなどで団子鼻を自分で治すことができると言われています。ただマッサージやノーズクリップだと方法や使い方などを間違えてしまえば、鼻が変形する・ゆがむなどのリスクが高まってしまうでしょう。またマッサージをし過ぎれば、皮膚への刺激が強すぎてしまい色素沈着・湿疹などのトラブルを招く要因になることも。さらに一時的には効果があるように思えるかもしれませんが、マッサージ・ノーズクリップなどを止めてしまうと元の状態に戻ってしまう可能性もあります。そのため自分で治すのは費用も抑えられ非常に手軽に始められますが、さまざまなリスクがあることも理解しておきましょう。
団子鼻を解消するためには、さまざまな方法があります。
比較的リーズナブルな治療としてヒアルロン酸注射やプロテーゼ注入で、鼻の高さを出す方法があるでしょう。ただ団子鼻の場合は高さだけの問題ではなく、鼻先の形も整えるのが理想的です。そのため団子鼻を解消するためには鼻先を整える施術である鼻尖縮小などの施術法が良いでしょう。もちろん鼻尖縮小の施術にヒアルロン酸注射やプロテーゼ注入をプラスするのもアリです。
ただクリニックによっては他の施術方法を提案してくれるケースもあるため、まずは団子鼻の施術の経験が豊富な医師に相談してみると良いでしょう。鼻の状態をチェックしたうえで、どのような施術方法が最適なのかプランを提案してくれるはずです。
鼻尖形成を任せるクリニックを費用だけで選ぶのは絶対にNGです。治療費が安ければ安いほど嬉しいと思うかもしれませんが、失敗やトラブルの可能性も。再手術を行えば、トータルの費用は逆に高くなってしまうケースもあるので注意しましょう。
できれば日本形成外科学会の専門医が在籍しているクリニックが理想的です。また形成外科学会の専門医が自らカウンセリングを行うクリニックであれば、より専門的な視点で治療法を提案してくれるでしょう。
顔の中心にある鼻は、どうしても人の目線が気になる箇所と言えるでしょう。団子鼻の状態だとコンプレックスが抱きやすくなり、どうしても人に会うのが怖いなどメンタルにも影響をきたしかねません。
団子鼻を解消する施術方法はさまざまあり、人によって最適な方法も異なってくるでしょう。もちろん美容治療を行えば費用面の負担はあるものの、コンプレックスを解消できる可能性もあります。ただクリニックを選ぶ際は、より慎重に検討することが大切です。
【選定条件】
2022年4月10日に、Googleにて「鼻尖形成 東京」「鼻尖形成 新宿」「鼻尖形成 銀座」「鼻整形 東京」と検索した際に公式サイトが表示された全52院の中から、「所属医師の全員が形成外科専門医である」「医師が3人以上所属している」の条件を満たす美容クリニックを選出。
・口コミ評判の良さで選ぶなら「銀座マイアミ美容外科」
⇒2022年4月10日時点で、GoogleMapの口コミ評判が最も高い「★4.2(77)」。
・韓流女優のような鼻を目指すなら「ザ・プラス美容外科」
⇒2022年4月10日時点で唯一、韓国美容形成外科学会の専門医が所属している。
・できるだけ治療費を抑えたいなら「恵比寿ウエストヒルズクリニック」
⇒2022年4月10日時点で、鼻尖形成手術の費用が最も安い「275,000円(税込)」。
【注意事項】
掲載している鼻尖形成の手術は自由診療です。自由診療は全額自己負担となります。
個人の鼻や骨格の状態や選択した治療方法により、副作用・リスク、費用、治療期間や回数、ダウンタイムが異なります。
詳細につきましては各クリニックへ直接お問い合わせいただくようお願いいたします。不安な点については医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
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